捻挫・打撲・肉離れ(挫傷)でお悩みの方へ

  捻挫・打撲・肉離れ(挫傷)でよくあるお悩み

  • ダッシュで
    太ももが肉離れ
    (挫傷)した

  • ジャンプの着地
    で足首を
    捻挫した

  • ラグビーで
    衝突した際
    打撲をした

  • 柔道で
    投げられた際
    手首を捻挫した

捻挫・打撲・肉離れ(挫傷)の症状や改善方法について

スポーツや交通事故によってケガをした際、
症状によっては痛みの強さや症状が改善するまでの期間が異なることが多いです。

 

捻挫・打撲・肉離れ(挫傷)はとくにケガとしては多く発生する可能性があり
一度はこのようなケガをしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

 

ここでは、捻挫・打撲・肉離れ(挫傷)の主な原因や症状の特徴、
対処・予防法についてご紹介していきます。

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捻挫・打撲・肉離れ(挫傷)の原因や症状について

捻挫・打撲・肉離れ(挫傷)はスポーツを行っているときに多く発生すると言われています。
症状によってそれぞれ回復までにかかる「期間」「症状」が異なるため、あらかじめ原因や症状を理解することも予防のために重要とされます。
ここでは、捻挫・打撲・肉離れ(挫傷)の主な原因や症状の特徴についてご紹介していきます。

 

【捻挫とは】

捻挫は急な外力によって関節の正常可動域を超える力が働くことで起こる「急性捻挫」と、繰り返しの外力によって靭帯や軟部組織を損傷する「亜急性捻挫」に分けることができます。
捻挫は損傷の程度によって3段階に分類され、それぞれの段階による損傷程度は以下の通りとなります。

Ⅰ度損傷:靭帯の軽微損傷や疼痛(限局性圧痛)はあるが、違和感程度のこともあり歩行は可能であるため2~3日で競技復帰が可能な状態とされます。
Ⅱ度損傷:靭帯の部分断裂がみられ、疼痛(限局性圧痛)・腫脹が強く、歩行は可能なものの走ることは困難な状態。競技復帰には2~4週間かかるとされ、患部の固定を施すことが多いとされます。
Ⅲ度損傷:靭帯が完全に断裂しており、疼痛(限局性圧痛)・腫脹・皮下出血が強く歩行も困難であることが多い状態。競技復帰には2~3ヶ月を要することもあり、Ⅲ度損傷では手術の対象となることも多いとされています。

 

【捻挫の症状】

捻挫を発症すると次のような症状がみられるとされています。

 

●疼痛

捻挫を発症することで関節部損傷した靭帯に疼痛を生じ、関節部の動作痛や圧痛を伴うとされています。
捻挫の程度によっては患部を動かすことができず、足関節捻挫では足をつけない程の痛みを生じることもあるとされます。

 

●腫脹

靭帯や軟部組織を損傷することで患部に炎症を生じ、腫脹となります。
捻挫の程度によって腫脹の大きさも異なり、腫脹によって関節の可動域制限を伴うこともあると言われています。

 

●可動域制限

腫脹による可動域制限や、靭帯や筋肉を損傷することによる可動域制限など、捻挫によって患部を動かすことができなくなる場合も多いと言われています。
靭帯の断裂を伴うⅢ度損傷では関節に不安定性がみられ、関節が「グラつく」といった状態になるとも言われています。

 

【打撲の原因】

打撲を発症する主な原因は交通事故スポーツによる衝突や接触とされ、とくにラグビーやアメフトなどのコンタクトスポーツでは打撲の発症率が高いとされています。
また、日常生活ではテーブルや箪笥に身体の一部をぶつけてしまうことで打撲を発症もあると言われています。

 

【打撲の症状】

打撲を発症することで次のような症状がみられるとされています。

 

●疼痛

打撲をした部位の自発痛患部の限局性圧痛、または患部を動かすことによる運動痛がみられることが多いと言われています。
また、衝撃の強さによっては患部に皮下出血斑が生じることもあり「青あざ」状態となることも多いとされるのです。
打撲等を発症した時その部位の皮膚等が開き出血等が見られた場合は「挫創」となります。

 

●可動域制限

打撲によって筋肉を損傷すると、患部から離れている関節を動かした際にも筋肉の伸縮動作によっては打撲の患部に痛みを伴うことがあります。
また、打撲による一時的な筋肉の緊張がみられる場合には可動域制限を伴うこともあると言われています。

 

●骨折との鑑別に注意

痛みがなかなか引かず医療機関を訪れた際のレントゲン検査で骨折を発見することも稀にあると言われています。
交通事故やスポーツでの激しい衝突によっては打撲の症状に加えて骨折を伴う可能性もあるため、受傷直後の痛みや出血斑の大きさなどによっては骨折を疑う必要もあることを覚えておきましょう。

 

【肉離れ(挫傷)の原因】

肉離れ(挫傷)はスポーツや日常生活において、筋肉に急激な伸ばされる力が加わった際に発症することが多いと言われています。
主に下肢の筋肉に発症することが多く、太ももやふくらはぎの筋肉を肉離れ(挫傷)するケースが多いとされます。

・短距離種目のスタートでハムストリングスを肉離れ(挫傷)した
・急にジャンプをした際ふくらはぎを肉離れ(挫傷)した
・信号が変わり始めたので急に走り出した際太ももを肉離れ(挫傷)した

いずれも急な動きをきっかけとして肉離れ(挫傷)を発症し、違和感程度のものから体重をかけることができない程の痛みを伴う症状である場合があります。

 

【肉離れ(挫傷)の症状】

肉離れ(挫傷)を発症すると次のような症状がみられるとされています。

 

●疼痛

肉離れ(挫傷)はスポーツや日常生活で発症することがありますが、激しい動きほど肉離れ(挫傷)の症状も強くなることが多いと言われています。
重症の場合は患部に触れなくても強い痛みを生じ、患部の筋肉を動かすことができず、体重をかけることも困難とされています。

 

●陥凹を蝕知

肉離れ(挫傷)を起こした部位は筋肉に断裂がみられることがあるため、損傷部位を触ると筋肉に陥凹がみられることがあります。
陥凹がみられるほどの肉離れ(挫傷)の場合、患部の回復を待たずに運動を再開してしまうことで肉離れ(挫傷)を再発する可能性が高いとされています。

 

●皮下出血斑

肉離れ(挫傷)を起こすことで皮下出血斑(青あざ)を生じる場合があります。
この皮下出血斑は患部周辺に生じるものと、下肢であれば重力の関係で足部や膝付近など、患部から離れた位置に確認されることもあると言われています。

捻挫・打撲・肉離れ(挫傷)の対処・予防法について

捻挫・打撲・肉離れ(挫傷)は症状が異なり、早期に適切な処置を行うことで改善に要する時間を短縮することも可能とされています。
そのため、症状に対する対処法やケガをしないための予防法をしっかりと理解することが重要となるのではないでしょうか。
ここでは、捻挫・打撲・肉離れ(挫傷)の対処・予防法についてご紹介していきます。

 

【捻挫・打撲・肉離れ(挫傷)の対処法】

捻挫・打撲・肉離れ(挫傷)を発症した際、症状を改善するためには次のような対処法を行うことが有効とされています。

 

●RICE処置

捻挫・打撲・肉離れ(挫傷)などの外傷の処置としてはRICE処置を行うことが一般的とされています。
RICE処置はケガの応急処置で重要とされる内容の頭文字をとったもので、内容は以下の通りとなります。

R(安静):患部を安静にし、動かさないことで炎症の拡大を防ぐ
I(アイシング):患部を冷やすことで炎症の拡大を防ぐと共に、痛みを軽減する
C(圧迫):患部を圧迫し炎症の拡大を防ぐ
E(挙上):患部を心臓より高い位置に保持し、炎症の拡大を防ぐ

RICE処置を行うことで炎症の拡大を防ぎ、痛みを緩和させることが出来、症状の緩和を早める効果があるとされています。
外傷では炎症を早期に消失させることができるかで回復に要する期間も前後するため、なるべく早期に処置を行うことが重要と言われています。

 

●動作を制限し痛みが出ないようにする

外傷による患部は動かさないことが重要であるため、自身でもなるべく可動域制限を守り、痛みが出ないようにしましょう。
痛みがあるにもかかわらず動かしてしまうと炎症がいつまでも消失しません。
炎症が長引けば長引くほど症状の改善にかかる期間は長期化し、症状が悪化するリスクも高まってしまうと言われています。
その結果、競技への復帰が遅くなってしまうことにも繋がりかねないため、捻挫・打撲・肉離れ(挫傷)を発症した際は極力安静にし、初期の対処を適切に行うことが重要とされるのです。

 

【捻挫・打撲・肉離れ(挫傷)の予防法】

捻挫・打撲・肉離れ(挫傷)を起こさないためには、次のような予防法を行うことが効果的とされています。

 

●ウォーミングアップ・クールダウン

運動前のウォーミングアップを行うことで身体を温め筋肉がスムーズに動くことができるようになります。
これを怠ってしまうと急に動かされた筋肉や関節を負傷してしまうリスクが高まると言われています。

クールダウンも同様に、身体に疲労を残すことでケガのリスクが高まるとされているため、ストレッチや入浴などしっかりと身体をケアすることがケガの予防に効果的とされています。

 

●体調管理

栄養バランスのよい食事、十分な睡眠、入浴時に身体をよく温めるといった日頃の体調管理がケガの予防に繋がるとされています。
日頃からコンディションを整えていくことはアスリートとしても重要な能力であり、ケガの予防にも重要な行動とされるのです。

 

●サポーターやテーピング

ケガをした経験がある方やケガに対する不安がある方は、サポーターやテーピングの着用をおすすめします。
サポーターやテーピングを着用することで筋肉や関節を安定させると共に保護する効果があります。
そのため、安心感を得られるほか関節の動きを制限し、動かされ過ぎないようサポートすることでケガを防ぐとされています。

藤本鍼灸整骨院の【捻挫・打撲・肉離れ(挫傷)】のアプローチ方法

通常のケガであれば順序を踏めば短期間で症状の緩和が可能な損傷ですが、順序を間違えたり、途中で無理をしたりしてしまうと慢性になることがあると言われています。
具体的には締ってくるべき靭帯が緩んでしまった場合などの、そのままだと動作が安定せず少しの捻転で捻挫を繰り返し起こす結果となります。

その後の処置としては靭帯が締まってくるまで長期の安静固定を継続するしかないため、本人の行動半径の大幅な縮小ということになってしまいます。
その期間を縮小しようとすれば身体全体の改善と特にその部分を含めた循環作用(血行やリンパ等)の促進を含めた筋骨格矯正や鍼灸が必要となります。

※なお挫創の場合は病院等による消毒や傷口の閉鎖処理が必要となります。

著者 Writer

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院長:藤本 廉三(フジモト レンゾウ)
資格:鍼師、灸師、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、日本オステオパシー協会 副会長
趣味:映画鑑賞、読書
得意な施術:腰部骨盤矯正、頚椎矯正、頭蓋骨矯正

昭和59年60年に資格を取り開業、平成元年よりオステオパシー協会に入会以後研修に励む
 
   

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