オステオパシー(整体)の
考え方や施術効果について
考え方や施術効果について
それぞれの手技は目的や手法も異なり、そのなかでオステオパシーでは、人間は「身体・精神・魂」が三位一体の存在とし人間がもつ自然治癒力に着目した施術を行うとされます。
ここでは、オステオパシー(整体)の考えに基づく施術内容、施術による効果やメリットについてご紹介していきます。
オステオパシー(整体)を受ける方によくあるお悩み
-
身体の不調を
改善したい -
慢性的な肩こり
に悩んでいる -
疲れると
頭痛が起きる -
身体がだるく
疲れが取れない
オステオパシー(整体)の施術内容について
オステオパシー(整体)の施術では自己治癒力を高めることを目的とされ、主に身体全体の骨格や循環を調整すると言われています。
しかし、なかにはオステオパシーについて聞いたことがない、どのような施術を行うか分からないといった方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここではオステオパシー(整体)の施術内容についてご紹介していきます。
【オステオパシー(整体)の概要】
オステオパシーの基本的な考え方は、すべての身体の異常は血液やリンパ液など体液循環と神経支配機能のバランスを崩す原因を関節や筋膜の異常という構造的機能の問題(軟部組織の機能と構造)としてとらえ、それらの修正と改善を目指して施術を行うとしています。
オステオパシーは手技療法の一つで適用範囲が広く、全身の調整を目的とした施術です。
オステオパシー(整体)手技療法、整体の進化型、頭蓋仙骨療法などを含め、構造と機能を重視手神経系と関連付け、有効性を大幅にアップさせ「靭帯の恒常性機能の回復」「血液循環」「リンパ循環」「神経支配バランスを安定・向上」させていく効果が期待される手技療法とされています。
【オステオパシー(整体)の基本4原則】
オステオパシーを発表したスティル博士によるオステオパシーの4つの原則は以下の通りとなります。
①身体はユニットである
②構造と機能はお互い相互に関係する
③身体は自己調節するメカニズムを備えている
④オステオパシーの合理的な施術には以上3つの原則に基づいて行われる
そのほかにもオステオパシーの原則には以下のようなものが挙げられます。
・身体は自らを防御し、自らを修復するように固有の能力をもっている(自然治癒力)
・正常な適応性が乱れる際、もしくは環境の変化がセルフメンテナンス能力を上回るとき、続いて病気が起こる
・身体の液体(血液やリンパ)の動きが健康維持にとって不可欠である
・神経は身体の水分をコントロールするうえで重要な役割を担っている
・体性コンポーネントは病気とその徴候だけでなく、病的状態のメンテナンスにも貢献している
【オステオパシー(整体)で行うアプローチ】
オステオパシー(整体)で行うアプローチには以下のような方法があるとされています。
・すべての筋肉、骨格の調整
・内臓臓器及び内臓の支持組織(靭帯や間膜など軟部組織)の調整
・頭蓋骨の調整と脳脊髄液の循環改善
・リンパの流れを改善
・筋肉や関節に存在する固有需要期に対するアプローチ
【オステオパシー(整体)で行う施術内容】
オステオパシーにはさまざまな手技があり、以下のような施術を行うとされています。
●直接法
関節や靭帯、筋肉などに手技療法を行いゆがみや可動域を改善していきます。
瞬時に圧をかける方法や小刻みに振れ幅をもたせて可動性を改善する方法があるとされます。
●間接法
可動域を広げるような動きを行うことで脳に異常を知らせ、器官や組織を正常に整えていく手法です。
ゆっくりとした動きであるため、痛みを感じないことが特徴とされています。
●筋膜リリース
筋肉の表面を覆っている筋膜の緊張を直接法・間接法によって緩めていく手法とされます。
痛みやしびれを軽減する効果があるとされています。
●内臓マニュピレーション
内臓に対して働きかけることで本来の内臓機能を復活させ、正常な機能を取り戻す施術とされます。
場合によっては痛みを伴うことがありますが、それは不調がある証拠であるため施術によって痛みは徐々に改善されると言われています。
●頭蓋オステオパシー
オステオパシーのなかでは代表的な施術であり、脳脊髄液の流れや頭蓋骨のゆがみを改善していく施術となります。
オステオパシーの施術効果やメリットについて
オステオパシー(整体)を受けることによって身体にはさまざまな変化が現れるとされています。
また、その効果によってこれまで悩まされてきた慢性症状や身体の不調などの改善が期待されるのです。
ここでは、オステオパシー(整体)によって得られる効果や、改善が期待される症状についてご紹介していきます。
【オステオパシー(整体)によって得られる効果】
オステオパシーを行うことで次のような施術効果を得ることが可能とされています。
●血行促進
オステオパシーを行うことによって体液(血液・リンパ液・脳脊髄液)の循環を改善する効果があるとされています。
血液の循環は筋肉や骨、内臓など身体を構成する要素において栄養(酸素)を運ぶ重要な働きとされているため、血液循環が悪くなってしまうと各々の器官の機能が低下し、病気やケガの原因となることがあるとされています。
●リンパ液循環の促進
毛細リンパ管に取り込まれたリンパ液がリンパ管を通じて全身を流れ、最後に静脈に合流するまでの流れを「リンパ系」と呼びます。
リンパ系の役割は以下の通りとなります。
・停滞している水分を血管に送り返す
・免疫反応の中核を担う
・吸収した脂肪分を運ぶ
・タンパク質、有害な物質(ウィルスなど)、老廃物をろ過する など
リンパ系はほとんどの臓器にみられますが、骨、骨髄、軟骨、中枢神経系などには存在しません。
リンパの循環を改善することでさまざまな疾患に対するメリットがあるとされ、重要な器官であることが分かるのではないでしょうか。
●痛みの改善
オステオパシーでは筋肉に対する手技療法も行い、そのうち筋膜リリースは筋肉の表面にある緊張を緩和することで筋肉の痛みや緊張を取り除く効果があるとされています。
そのため、首や腰などの痛みや不調に対してもオステオパシーの施術は高い効果を発揮すると言われているのです。
●頭がすっきりする
脳には脳脊髄液と呼ばれる脳の水分含有量を調節する液体が流れています。
この脳脊髄液の量や働きが乱れると頭痛や頭重感などの症状がみられ、頭蓋骨の膨らみ方に異常をきたすとされています。
オステオパシーではそのような頭蓋骨の膨らみや異常をみつけ、その微細な動きを感知して施術を行います。
その結果、頭痛や頭の重感といった症状の緩和だけでなく、目や頭がすっきするといった施術効果を得ることができると言われています。
●適応症状の改善効果
オステオパシーを行うことでオステオパシーの適応となる症状の改善が期待されます。
オステオパシーでは身体は一つのユニットという考え方であるため、全身を施術していくうえでほぼすべての症状に対して効果を発揮するとされているのです。
とくにオステオパシーでの施術効果が期待できる症状としては以下の症状となります。
・片頭痛
・腰痛
・肩こり
・顎関節痛
・生理痛
・不妊 など
これらの症状によって症状がよくなったという例は多く報告され、その施術効果の高さには多くの信頼が寄せられているとされます。
妊娠、出産をスムーズにし、産後のケアや母子ともによい作用が期待できるとされているのです。
【オステオパシー(整体)によって改善が期待される症状】
オステオパシーを行うことで改善が期待される症状は以下のようなものが挙げられます。
●むくみや冷え
女性のなかには一年中むくみや冷えの症状に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
むくみや冷えは主に血行不良が原因で起こるとされていますが、オステオパシーでは血液を含む身体の水分循環を改善するため、むくみや冷えを改善する効果が期待されます。
●腰痛
慢性的な腰痛や肩こりに対してオステオパシーは高い効果を発揮し、症状を改善すると言われています。
筋膜リリースや関節、筋肉への手技療法によって緊張を緩和するほか、血液循環も改善されるためぎっくり腰などの急性の腰痛でも損傷部位の修復を早め、早期に症状を改善する効果が期待されるのです。
●急性症状
捻挫や打撲、肉離れといった急性の外傷症状にもオステオパシーによる施術は効果的と言われています。
損傷部周辺の筋肉の緊張緩和だけでなく、損傷部位の血流促進による「炎症抑制」「鎮痛作用」といった効果が期待できるため、スポーツを行う方であれば早期の競技復帰を目指せる点がメリットと言えるのではないでしょうか。
●しびれや慢性痛
慢性症状において筋肉の痛みやしびれの症状は多いとされますが、それらの症状もオステオパシーによって身体のバランスを整え、神経系にアプローチをすることで症状の改善が期待されます。
●消化器系・生理痛など
便秘や下痢といった消化器系の症状や、女性では生理痛などの症状に対してオステオパシーは効果的とされています。
体液循環や神経系にアプローチすることで内臓本来の正常な機能を取り戻し、症状を改善するとされています。
生理痛や生理不順は骨盤周辺の血行不良が原因であることが多く、便秘や下痢などの症状もお腹周りの冷えが原因であることが多いため、それらの症状に対し高い効果を発揮することが期待されるのです。
藤本鍼灸整骨院の【オステオパシー(整体)】
150年ほど前にアメリカの医師により始められた古くからある手技療法です。
オステオパシーの原則の一つに構造と機能は相互依存関係にあると言われ、「身体の調和」「自己調節」を掲げています。
日本では法的認可がまだ降りておらず、日本で行えるのは手技のオステオパシーのみとなっています。
施療は痛みのある部分だけでなく、全身を整え、施術前後の結果をしっかりと見極め施療を行っていきます。
よくある質問 FAQ
-
- 手技療法と違うのですか?
- 基本的に同じです。
ですが考え方の違いがあり、改善への道筋を明らかに思い描いている為、検査をより細かく行い、施術前・施術後との比較を重要視しています。
-
- 他の手技とどこが違うのですか?
- 機能と構造の相互依存性を重視しつつ、全身の調和と自己調節力を強化させていく事を強く意識して施療を行います。
-
- ボキボキさせるのですか?
- オステオパシーは手技の幅が広くボキボキさせなくても優しい力で矯正できますので安心して受けられます。
著者 Writer
- 院長:藤本 廉三(フジモト レンゾウ)
- 資格:鍼師、灸師、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、日本オステオパシー協会 副会長
趣味:映画鑑賞、読書
得意な施術:腰部骨盤矯正、頚椎矯正、頭蓋骨矯正
昭和59年60年に資格を取り開業、平成元年よりオステオパシー協会に入会以後研修に励む
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