温熱療法

温熱療法の施術内容やメリットについて

身体の疲れや慢性的な肩こり、腰痛といった症状に日々悩まされている方も多いのではないでしょうか。

そのような症状を改善する方法として温熱療法があり、温熱療法では身体を温めることで血流を促進し、筋肉の緊張を和らげる効果があるとされさまざまな症状を改善に導くことが期待されます。

ここでは、温熱療法の施術内容やその効果、改善が期待される症状についてご紹介していきます。

温熱療法を受ける方によくあるお悩み

  • 慢性的な腰痛に
    悩まされている

  • 身体の硬さを
    改善したい

  • 肩こりの症状を
    改善したい

  • 疲労を
    回復したい

温熱療法の施術内容について

温熱療法は身体を温め、筋肉の緊張緩和血流促進を促す施術とされています。
温熱療法にもいくつか種類があり、使用される道具によってその効果も異なります。
ここでは、温熱療法の種類や施術内容についてご紹介していきます。

 

【温熱療法とは】

温熱療法は世界各国で古くから行われている物理療法です。
日光浴や温泉なども含まれ、とくに温泉療法は古代ギリシアでも行われていたという記録が残っていると言われています。

温熱療法は体内や皮膚表面を温めることで「血流促進」「鎮痛」「筋肉の緊張緩和」といった効果を得られ、症状や施術内容に合わせて最適な種類が行われます。

患部だけでなく全身を温めることもできるため、身体全体の血流を促進することで毛細血管を拡張したり、新陳代謝を活性させることが可能と言われています。
温熱療法は大きく「乾熱式」「湿熱式」「転換熱式」に分類され、それぞれ次のような手法に分かれます。

 

 

●乾熱式

・赤外線施術
・光線施術
・ホットパック
・サウナ
・湯たんぽ

 

 

 

●湿熱式

・温泉療法
・ホットパック
・蒸気浴
・気泡浴
・パラフィン浴

 

●転換熱式

・マイクロ波
・超音波

このように温熱療法の種類によって施術方法は異なり、それぞれどのような症状に適しているかも異なるとされるのです。

 

 

【温熱療法で行う施術】

温熱療法は症状に合わせて以下のような施術を行います。

 

●電熱ホットパック

電気の熱で温めるホットパックを使用するため長時間安定して身体を温めることが可能であり、ケガの施術や慢性的な肩こり腰痛といった症状にも広く活用しています。

 

●湿性のホットパック

短時間で深部まで温めることができるため、なかなか緩和の難しい深部の痛みやケガの根本施術に用いられます。
遠赤外線の熱を発するため、熱が身体の深部まで浸透しやすいことが特徴です。

 

●温湿布・冷湿布

必要に応じて温湿布・冷湿布を使い分けます。
温湿布にはトウガラシの成分が含まれているため、身体をピンポイントで深部間で温めることが可能とされています。
主に慢性的な痛みや、ケガの後療法では血流を促進し深部の筋肉の緊張を取り除くために使用されます。

冷湿布は患部に炎症がみられる場合に使用され、主に患部の熱を取り除く目的で使用されます。
炎症を早期に消失させることが症状の改善にかかる時間を短縮するうえで重要となるため、患部の状況をみながらこれらの湿布を使い分けて施術を行います。

 

●アイスパック

アイスパックは患部を冷やす際に使用し、主に急性の捻挫やぎっくり腰といった症状に使用されます。
患部の炎症を取り除き、早期に症状を改善することが目的です。
外傷(ケガ)の施術は第一に炎症を取り除くことが重要であるため、受傷から数日間はアイスパックを使用し、患部の炎症を抑制する施術が行われます。

 

●コールドスプレー

アイスパックと同様に急性の外傷の際、患部を冷やす目的で使用されます。

温熱療法の施術効果やメリットについて

身体を温めることで身体にはさまざまな効果が現れ、その効果によって改善が期待される症状もたくさんあると言われています。
では、温熱療法を行うことで身体にとってはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、温熱療法の施術効果や温熱療法によって改善が期待される症状についてご紹介していきます。

 

【温熱療法によって得られる効果】

温熱療法を行うことで身体にはさまざま効果が現れるとされています。

 

●血流促進

温熱療法を行うことで身体の血流を促進する効果があるとされています。
血流が促進することで筋肉の緊張を和らげたり、関節の動きをよくする効果があるため、日常生活やスポーツでのケガの施術や慢性的な身体の痛みを改善する目的で温熱療法は幅広く行われているとされます。

また、血液は酸素を運ぶ役割があるため、血流が促進することで酸素が身体中に行き渡り、疲労の回復や傷ついた組織の修復などさまざまな効果があると言われています。

 

●筋肉の緊張緩和

温熱療法を行うことで硬くなった筋肉を和らげる効果があるとされています。
筋肉は硬くなってしまうと動きが悪くなるだけでなく、痛みやだるさを生じ、ケガの原因となってしまうこともあると言われています。

そのため、温熱療法を行うことで筋肉の緊張を緩和し痛みを抑えたり柔軟性を高めたりするだけでなく、ケガの予防にも繋がると言えるでしょう。
普段の生活で身体に負担がかかるような仕事をしている方や運動不足の方、加齢などによって筋肉は硬くなりやすいと言われています。
そのような方は温熱療法を行うことで筋肉の緊張を緩和され、痛みやケガのリスクを下げる効果が期待されるのです。

 

●皮膚表面の代謝が上がる

温熱療法を行うことで深部の筋肉だけでなく、皮膚表面にもよい影響があるとされています。
皮膚表面の血流がよくなることで代謝が上がり、皮膚の吸収力が高まるとされるのです。
皮膚の吸収力が高まることで美容の効果が期待できます。
また、全身の血流がよくなることで血色がよくなり、顔色がよくなるといった効果も得られると言われています。

 

●身体の深部が温まる

温熱療法を行うことで身体の表面だけでなく深部まで熱作用が届くため、長年悩まされていた慢性症状や、ぎっくり腰などの様に深部の筋肉を損傷する症状の改善にも期待がもてます。

外傷による筋肉の損傷は深部に硬結を残すことが多いですが、そのような深部の硬さは手技療法ではアプローチができず改善が難しいこともあります。
しかし、温熱療法を遠赤外線など深部まで温熱作用が届く、温熱療法を行うことで深部にある硬さも緩和する効果があるとされるのです。

 

【温熱療法によって改善が期待される症状】

温熱療法を行うことで改善が期待される症状には、次のようなものが挙げられます。

 

●むくみや冷え

女性であれば一年中冷えやむくみの症状に悩まされているという方も多いのではないでしょうか。
冷えやむくみは血流や水分の循環が悪くなり起こるとされていますが、温熱療法を行うことで全身の血流がよくなるため、冷えやむくみの症状も改善することが期待されるのです。

 

●慢性的な肩こりや腰痛

慢性的な肩こりや腰痛の症状に悩まされる方は多く、その大半は症状を抱えながら日々の生活を送っていると言われています。
しかし、そのような慢性的な症状にも温熱療法は効果を発揮し、身体の深部から温めることで血流やリンパの流れが促進され、筋肉の硬さや重だるさなどを改善することが期待されています。
入浴も同様に温熱療法としては重要であるため、症状がつらい方はまずは湯船にしっかりと浸かり身体を温めることをおすすめします。

 

●神経痛など

温熱療法によって血流が促進し、筋肉の緊張が緩和されることでしびれなどの神経症状の改善にも期待がされています。
肩こりや寝違え、むちうちといった症状では手や指のしびれ、腰痛やヘルニアなど腰や臀部(お尻)の症状では坐骨神経症状による下肢のしびれが起きやすいとされています。

しかし、そのような神経症状は筋肉の硬さによって神経が圧迫されることで発生することも多いため、筋肉の緊張を緩和することでも症状が軽減することは多いとされます。

 

●お腹周りの症状

消化器系の症状や生理痛など、主にお腹・骨盤周りの症状についても温熱療法が有効とされています。
女性の場合、血流が悪いことで重い生理痛生理不順といった症状がみられやすく、消化器系の症状では冷えによる便秘や下痢といった症状が多いとされます。

そのため、温熱療法を行うことで血流をよくし身体を温めることでそのような症状を改善することが期待できると言われています。

 

●外傷の症状

捻挫・打撲・肉離れなどの外傷においても、炎症による腫脹を抑える目的で温熱療法は有効とされます。
患部から離れた部位を温めたり腫脹の状態によっては直接温めることで早期に炎症を除去し、症状の改善を早めることも可能とされているのです。

藤本鍼灸整骨院の【温熱療法】

身体の血管や筋肉に遠赤外線(その熱が深部にまで達する熱源)を当て筋肉の緊張を緩め、血管を拡張し血液の循環を促します。
その有効な遠赤外線を生み出す装置として赤外線灯やもぐさによる温熱器があります。

当院では湿性温パック(お風呂に入っているような感覚の温パック)や電熱性温パックなど多様な機器を使用し、個人の症状の状態や熱の感じ方に合わせて機器を使い分けています。

よくある質問 FAQ

著者 Writer

著者画像
院長:藤本 廉三(フジモト レンゾウ)
資格:鍼師、灸師、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、日本オステオパシー協会 副会長
趣味:映画鑑賞、読書
得意な施術:腰部骨盤矯正、頚椎矯正、頭蓋骨矯正

昭和59年60年に資格を取り開業、平成元年よりオステオパシー協会に入会以後研修に励む
 

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当院のご紹介 About us

院名:藤本鍼灸整骨院
住所〒350-1103 埼玉県川越市霞ケ関東2-7-14
最寄:東武東上線 霞ヶ関駅 徒歩3分
駐車場:専用駐車場3台あり
                                                                   
受付時間
9:00〜
13:00
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20:30

18:00
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定休日:日曜日・祝日・※土曜日午後(自費施術のみ受付)

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